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買い物用ビニール袋の有料制、バリ州はまだ公布なし


今月21日から6月5日まで、ジャカルタ、及び、22の市と1つの州で、買い物ビニール袋の有料化を試行することになった。これは、生活環境・森林省、及び、インドネシア小売業協会の合意の上で行われることになったものだ。

しかし、バリ州政府は、消費者が近代市場で買い物をする際に、今まで無料でもらえていたビニール袋が有料制になるという内容の公布を、まだ公に出せないでいる。バリ州生活環境機構長グデ・スアルジャナ氏は、22日、デンパサールで、バリ州政府は公布を早急に出す予定であり、公布が出てから一週間後から実施されると説明した。バリでのビニール袋有料をいくらに設定するかまだ決定していないが、中央政府では200ルピアとなっている。

「公布後は、住民はビニール袋を購入する義務はない。買い物に行った時に、袋を持っていなくて欲しい場合に有料で提供されるという意味だ。だから、自分で袋を用意すれば、購入の必要は無い。」と、スアルジャナ氏。一方、ローカル市場については、各県知事、市長が集まって決議中である。

バリのゴミ処理問題は深刻であり、河川から集められるゴミは毎日4メートル四方のキュービックが出て、その11%がビニール袋のゴミだという。河川からのゴミは海に流れ、海が汚れる。

このビニールゴミを最小限に抑える為、22の河川が流れるその地域の県や市のうち、4つの川がゴミをさらう道具を備え付けている。しかし、これもさらったゴミの収集が遅れたり洪水になった際は、問題となる。これらを解決する手立てとして、スアルジャナ氏は、河川のそばの住民の生活スタイルを変える事が効果的で、河川にゴミを捨てる習慣をまず無くす事だと述べた。


via Antara Bali



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